ロワール川流域を歩く(8) 真夜中のオルレアン

真夜中のオルレアン大聖堂前の参道です。夕方にわか雨が
降り石畳を濡らして。ヨーロッパの街角に雨はよく似合います。


建物によって照明の色を変えているんですね。こういうところ
にセンスの良さを感じます。それと著名建物だけでなく周辺の
建物もちゃんとライトアップして。

旧市街地の街並みも同様にライトアップ。道路にライティング
が埋め込まれているのがおわかりになりますか。

夜の帳の中でジャンヌ・ダルクの姿が浮かび上がって。昼間
見るより余程躍動感があります。


音もなく滑るように軌道バスが走っています。夜中の12時を
過ぎた頃。随分遅くまで動いています。勤め帰りの女性が一人
で家路に急ぐ姿もちらほら。

フランスでこんなに安全を感じる都市があったとは。ちょっと
びっくりものでした。