2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ロワール川流域を歩く(20) シュノンソー城⑨

シュノンソー城の入り口から見た玄関前のテラス。 シェール川の氾濫から守るため、現代で言う人工 地盤となってかさ上げされています。カトリーヌの庭を囲む壁の上にはこんなプランターが。美しい城を堪能して、これからトゥールという ロワール川の都市まで…

ロワール川流域を歩く(19) シュノンソー城⑧

シュノンソー城の付属棟です。優雅な屋根のカタチが素敵。こちらは「カトリーヌの庭」の傍らにあった小屋。 小屋と言うにはちと立派過ぎますが。我家より十分 でかいし(苦笑) 出窓の屋根のカタチがなんとも素敵じゃありませんか。

姫女苑(ひめじょおん)

今年は暑すぎるせいでしょうか。この花の生育が余り よくないような。すっかり雑草的に扱われていますが、どなたかが「雑草 と言う植物はない」と名言を吐かれています。よく見ると結構可愛い花。

ロワール川流域を歩く(18) シュノンソー城⑦ 「カトリーヌの庭」

アンリ2世の死去に伴い愛妾ディアーヌを城から追い出した カトリーヌはシェール川を渡った橋の上に建物を建造、 ディアーヌの痕跡を消しました。居室となった橋脚部から見たシェール川の風景。季節とも なれば、この川で船を浮かべて。そうそう、彼女はフラ…

ロワール川流域を歩く(17) シュノンソー城⑥ 「ディアーヌの庭」

シュノンソー城にはアンリ2世の正室と愛妾を巡る建物の 物語がありましたが、その庭にも彼女たちの相克が。こちらはディアーヌ・ド・ポワティエが作った庭。 「ディアーヌの庭」と呼ばれています。季節の花が 咲き乱れて。ラベンダーの紫が高貴な感じを醸し …

ロワール川流域を歩く(16) シュノンソー城⑤

シュノンソー城はロワール川の支流であるシェール川 に跨って建てられています。 元々はこの部分は所有者であったアンリ2世の愛妾の ディアーヌ・ド・ポワチエが最初に橋を掛けたもの。アンリ2世が騎馬試合の事故で亡くなると、正室の カトリーヌ・ド・メデ…

岩煙草(いわたばこ)

煙草の花ではありません。葉が煙草に似ているところ から名づけられました。紫のこんな可愛い花が。大きさは1cmくらいでしょうか。

野川の風景

ボクの散歩道「野川」のほとりです。 そのままだと暑苦しいのでモノトーンで(笑)

ロワール川流域を歩く(15) シュノンソー城④

暖炉の上部の装飾です。エンジェルが持つ球には王家の 紋章の百合が。王家の紋章を象った暖炉の装飾。ヴォールト工法の梁を持つ天井。教会建築でよく見られる 手法。日本の舟形天井に似ています。天井を高く見せる 工夫ですね。

ロワール川流域を歩く(14) シュノンソー城③

城の入り口上部に設えられたステンドグラス。梁に意匠された王家の紋章。これは王妃カトリーヌの 頭文字「C」を組み合わせたものでしょう。コブラン織のタペストリーが見事です。

ロワール川流域を歩く(13) シュノンソー城②

金を張り付けた尖塔の下は礼拝堂になっていて。マリア様の上を覆っているのはホタテガイ。ホタテガイ は聖ヤコブ(フランス語ではSaint Jacques サン・ ジャック)の象徴で、このシュノンソー城の守護神です。

ロワール川流域を歩く(12) シュノンソー城①

ロワール川の支流シェール川をのぼっていくと、 こんな高い木立の散歩道が。散歩道を抜けるとスフィンクスがボク等を出迎え てくれて。花に囲まれた瀟洒な館が。これがフランスの世界遺産 の中でも一,二の人気を誇るお城、シュノンソー城。無駄のないきりり…

草紫陽花

普通の紫陽花とどこがどう違うと言われても 浅学のボクには良く分かりませぬが(苦笑)草紫陽花というのだそうです。ガク紫陽花と違うのは 葉のカタチと大きさのようです。三弁のガクがウサギ みたい。

ロワール川流域を歩く(11) ブロワ城②

ブロワ城の正面ファサードです。前庭にシャクナゲの花が。遠くでぼやけて見えるのは フランソワ1世の騎乗スタイルのレリーフ。王家の紋章のひとつ。ハリネズミ?これはボクのお気に入り。お魚の口をした雨樋。 雨が降って、水が流れるところを見たかったです…

ロワール川流域を歩く(11) ブロワ城①

ローヌ川の岸に広がる丘陵地帯に見えるブロワの 街並み。ローマ時代の橋だと思いますが、その向こうに見える のがブロワ城の尖塔。こちらはカテドラル。壁面に多数の薔薇窓が見えます。 きっと豪華な内陣が展開するんでしょうね。ブロワ城のお隣にある教会。

ロワール川流域を歩く(11) シャンボール城②

こちらがファサードです。フランソワ1世がトルコ 遠征の際に見たコンスタンチンノープルの景色を 模して作った搭屋・尖塔群というのですけど。 ボクには妙にごてごてした感じにとれて・・・ひとつひとつのディテールを見ると、結構きれい なんですけど。搭屋…

ロワール川流域を歩く(10) シャンボール城

シャルル一世が建設したシャンボール城。裏側の ヴューです。フレンチ・ルネッサンスの傑作と言われる螺旋階段。当時、ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画、 「最後の審判」の製作を巡り、ミケランジェロとの 争いに敗れ失意の儘イタリアを去ったダ・ヴ…

紫陽花

ビロードを思わせるような紫。

紫陽花

今年は暑さのせいでしょうか。イマイチ紫陽花の色が 冴えない感じはありますが。その中でも一番を。

ノウゼンカズラ

暑い日差しに映える花。 今年のこの暑さ、また一段と花つきが良いように 思えます。

東京探訪記:銀座 ブランドビル ブルガリ&シャネル

銀座通りでもブランドが並ぶ一角。 あれっ、このビルってこんな写真を前から掲げて いたかしら。 ちょっと俗っぽい感じになっちゃった・・・斜め前のシャネル。なかなか素敵なショー・ウインドウ。 街角には常に謎の美女が。

東京探訪記:銀座 ディビアス・ビル

お馴染みの銀座の捩れビル(笑) 最初出来た時は驚きでありましたが、徐々に街の 景色にも溶け込んで。

増上寺 今日は七夕

今日は生憎の曇り空。ボクはここ数年、七夕の日に 天の川って見たことがないような・・・そう言えば、七夕でなくても天の川って最近見えなく なりました。それだけ東京の夜って明るすぎるという ことかなぁ。原発の事故以来、夜の照明はかなり抑えられている…

東京探訪記:銀座 MIKIMOTO II

暑い日差しの中、薄いピンクの壁面も白く見えて しまいます。孔空きチーズを思わせる不定形の窓が、街の姿に 柔らかな変化をもたらして。

ロワール川流域を歩く(9) オルレアン/軸組み工法の家

オルレアン市内を散策して見つけた軸組み工法の 家々です。この代表例がジャンヌ・ダルクが 住んでいた家です。それはこちらで

ロワール川流域を歩く(8) 真夜中のオルレアン

真夜中のオルレアン大聖堂前の参道です。夕方にわか雨が 降り石畳を濡らして。ヨーロッパの街角に雨はよく似合います。 建物によって照明の色を変えているんですね。こういうところ にセンスの良さを感じます。それと著名建物だけでなく周辺の 建物もちゃん…