フランス紀行’11
三つある身廊側から内陣を見ています。側壁にも沢山のステンド・ グラスが嵌め込まれて。主身廊です。教会内陣中央から入口方向を見ています。薔薇窓の 下にはパイプオルガンが。副身廊の天井。ゴチック建築の特徴であるボールト工法がよく分かり ます。これ…
構成は三身廊。内装は意外とあっさりしています。カテドラル(大聖堂) となる教会は意外と内装はごてごて飾らないものが多いような気がします。
マリアを象徴する薔薇窓。直径12Mもの巨大なステンドグラス です。その下にはマリアの生涯を現したステンドグラス群が。主祭壇の裏に描かれたステンドグラス。配色と言い精緻さと言い とても素晴らしいものです。
エッフェル塔の前を流れるセーヌ川。セーヌ川の橋の欄干には巨大なお馬さんの彫刻が。 高さの関係でしょうか。ちょっとずんぐりむっくりした お馬さんに見えますけど。サラブレッドじゃないみたいな・・・
あのミュージカル「オペラ座の怪人」でまたボク等のような門外漢 まで興味を持つようになったオペラ座です。ここには例の落ちたシャンデリアはあるんでしょうか(笑) あれは飽くまでフィクションですよね。作品の原作はガストン・ ルルーが書いた同名小説。…
ベストと言われるシャイヨ宮から撮影したエッフェル塔です。 やはり東京タワーもそうですが、こうした裾広がりのカタチ は安定感と優雅さがありますね。 ・・・・・・・・・・・ところで写真をアップすると時々縦位置写真が横位置に変換 されるのは何故でし…
ディオール美術館から見た大西洋の海です。
モン・サン・ミシェルを辞した後、車を飛ばして約1時間の距離に ある。グランヴィルという大西洋に面した港町に。こちらにはあの クリスチャン・ディオールの生家があり、現在は美術館となっており、 丁度彼の作品展が行われている最中でありました。広大な…
いよいよモン・サン・ミシェルともお別れ。天守のミシェルさんに 別れを告げて。最後にこちらで出会った花たちをご紹介。例によって海外の草花の 名前に疎いのであしからずです。
モン・サン・ミシェルの島の中から眺めた修道院と修道院付属教会 のいろいろ
島と内陸部を結ぶ唯一の道路から見たモン・サン・ミシェル。 左側の海の向こうはイギリスです。 この写真の左側の奥に行ってみます。丁度イギリス側を見るところに物見小屋があって。今では島とを結ぶ道路が出来たおかげで島との往き来は大変 楽になりました…
モン・サン・ミシェルの島の中。修道院に向かう道(グラン・リュ:Grand Ryu) の城門を潜った直ぐ左手にある老舗「プラール」。なかなかこじゃれたお店です。ここで供されるのは超特大のオムレツ。でかいかまどで高温で焼き上げたそれは オムレツの概念を覆…
モン・サン・ミシェル島の入り口。昔フランス革命直後は監獄で あったそうな。また、それ以前の英国との100年戦争の時代には 要塞として使われた時代もあり、そういった名残がこの跳ね橋 に色濃く出ています。城門を潜るとそこはGrand Ryue(グラン・リュ)…
トゥールから新幹線でパリへ。そしてパリから再び新幹線を乗り換えて レンヌ(Rennes)という町に。レンヌでレンタ・カーを借りて、田舎道を走ること約2時間弱。何も なかった牧草地に忽然とこの姿が。あの、フランスのカトリック教徒たちの聖地、モン・サン…
シュノンソー城の入り口から見た玄関前のテラス。 シェール川の氾濫から守るため、現代で言う人工 地盤となってかさ上げされています。カトリーヌの庭を囲む壁の上にはこんなプランターが。美しい城を堪能して、これからトゥールという ロワール川の都市まで…
シュノンソー城の付属棟です。優雅な屋根のカタチが素敵。こちらは「カトリーヌの庭」の傍らにあった小屋。 小屋と言うにはちと立派過ぎますが。我家より十分 でかいし(苦笑) 出窓の屋根のカタチがなんとも素敵じゃありませんか。
アンリ2世の死去に伴い愛妾ディアーヌを城から追い出した カトリーヌはシェール川を渡った橋の上に建物を建造、 ディアーヌの痕跡を消しました。居室となった橋脚部から見たシェール川の風景。季節とも なれば、この川で船を浮かべて。そうそう、彼女はフラ…
シュノンソー城にはアンリ2世の正室と愛妾を巡る建物の 物語がありましたが、その庭にも彼女たちの相克が。こちらはディアーヌ・ド・ポワティエが作った庭。 「ディアーヌの庭」と呼ばれています。季節の花が 咲き乱れて。ラベンダーの紫が高貴な感じを醸し …
暖炉の上部の装飾です。エンジェルが持つ球には王家の 紋章の百合が。王家の紋章を象った暖炉の装飾。ヴォールト工法の梁を持つ天井。教会建築でよく見られる 手法。日本の舟形天井に似ています。天井を高く見せる 工夫ですね。
城の入り口上部に設えられたステンドグラス。梁に意匠された王家の紋章。これは王妃カトリーヌの 頭文字「C」を組み合わせたものでしょう。コブラン織のタペストリーが見事です。
金を張り付けた尖塔の下は礼拝堂になっていて。マリア様の上を覆っているのはホタテガイ。ホタテガイ は聖ヤコブ(フランス語ではSaint Jacques サン・ ジャック)の象徴で、このシュノンソー城の守護神です。
ロワール川の支流シェール川をのぼっていくと、 こんな高い木立の散歩道が。散歩道を抜けるとスフィンクスがボク等を出迎え てくれて。花に囲まれた瀟洒な館が。これがフランスの世界遺産 の中でも一,二の人気を誇るお城、シュノンソー城。無駄のないきりり…
ブロワ城の正面ファサードです。前庭にシャクナゲの花が。遠くでぼやけて見えるのは フランソワ1世の騎乗スタイルのレリーフ。王家の紋章のひとつ。ハリネズミ?これはボクのお気に入り。お魚の口をした雨樋。 雨が降って、水が流れるところを見たかったです…
ローヌ川の岸に広がる丘陵地帯に見えるブロワの 街並み。ローマ時代の橋だと思いますが、その向こうに見える のがブロワ城の尖塔。こちらはカテドラル。壁面に多数の薔薇窓が見えます。 きっと豪華な内陣が展開するんでしょうね。ブロワ城のお隣にある教会。
こちらがファサードです。フランソワ1世がトルコ 遠征の際に見たコンスタンチンノープルの景色を 模して作った搭屋・尖塔群というのですけど。 ボクには妙にごてごてした感じにとれて・・・ひとつひとつのディテールを見ると、結構きれい なんですけど。搭屋…
シャルル一世が建設したシャンボール城。裏側の ヴューです。フレンチ・ルネッサンスの傑作と言われる螺旋階段。当時、ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画、 「最後の審判」の製作を巡り、ミケランジェロとの 争いに敗れ失意の儘イタリアを去ったダ・ヴ…
真夜中のオルレアン大聖堂前の参道です。夕方にわか雨が 降り石畳を濡らして。ヨーロッパの街角に雨はよく似合います。 建物によって照明の色を変えているんですね。こういうところ にセンスの良さを感じます。それと著名建物だけでなく周辺の 建物もちゃん…
大聖堂のステンドグラスの続きです。ステンドグラスの大きさ、多さ、そして精緻さに 圧倒されて。 外に出たら夏の日差しが眩しく。まさに異次元の 世界を堪能しました。
オルレアン市の中心はこの大聖堂。ゴシック建築の 代表的佇まいを見せています。基底部。薔薇窓が多いこと、多いこと。びっくり。この教会は二重身廊を持つことでも有名(残念ながら 建物がでかすぎてその様を写真に収めることは出来ま せんが)ステンドグラ…
グロロ邸に飾られた「オルレアンの少女」、ジャンヌダルクの 肖像画。同じく、同邸のコブラン織のタペストリー。恐らくこのモチーフ はジャンヌが三聖人の啓示を受けてシャルルに面会に行った時の 場面でありましょう。透明なステンド・グラス。窓の向こうの…