ロワール川流域を歩く(18) シュノンソー城⑦ 「カトリーヌの庭」

アンリ2世の死去に伴い愛妾ディアーヌを城から追い出した
カトリーヌはシェール川を渡った橋の上に建物を建造、
ディアーヌの痕跡を消しました。

居室となった橋脚部から見たシェール川の風景。季節とも
なれば、この川で船を浮かべて。そうそう、彼女はフランス
で最初の花火を打ち上げた人でもありました。

そしてディアーヌに対抗して庭もこんなに広大なものを
造って。現代のフランス庭園の様式がここで確立された
感があります。